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Channel: 股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方
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軟骨の病気

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暑いですね。皆さん、溶けないようにしてくださいね。

🍓軟骨にも病気があります。軟骨軟化症と呼ばれています。変形性股関節症に関して、軟骨軟化症という言葉を使って患者に説明する整形外科の先生にはまだ一人しかお会いしたことがありません。
ネット上で『軟骨軟化症』について検索すると、不思議なことがわかります。軟骨軟化症は膝のおさら(膝蓋骨)と大腿骨の間の大腿膝蓋関節にしか起こらない(膝蓋軟骨軟化症)かのように説明されています。そして、膝蓋軟骨軟化症は繰り返し膝に負荷がかかるとき、特にジョギングなどのスポーツをおこなう場合に発症しやすいのではないかと説明されています。そんな単純な理由で軟骨軟化症が起こるなら、もっと患者数が増えると思います。軟骨軟化症についてはまだ十分に解明されていないというのが真実だと考えています。
私はすでに明らかになっている軟骨軟化症の経過を参考として、軟骨細胞の栄養面から軟骨軟化症の原因や予防法について次のように考えています。
■軟骨軟化症の経過 (私の赤本152ページ)    (九州労災病院整形外科 井原秀俊 理学療法学 第21巻第2号 1994)     
 ■軟骨軟化症の原因軟骨が機械的刺激による摩擦によって擦り減らないように人体に準備されたのが軟骨でしたね。従って、軟骨が摩擦で擦り減るということは考えない方が良いでしょう。むしろ、軟骨細胞に栄養が行きわたらない為に軟骨細胞が壊死に陥ると考えた方が自然だと考えています。血管の無い軟骨細胞の栄養の取り方を考えると、軟骨細胞が壊死する原因は軟骨細胞が栄養を吸い込めない状態しか考えられません。    (荷重:脚に体重をかける状態    免荷:脚をあげて体重をかけない状態)
股関節を動かす筋肉は、股関節より上から始まり、股関節より下にくっ付きます。この筋肉が病気になると、筋肉は縮んだまま(筋短縮)となり、結果として股関節の関節面を継続的に圧迫し続けます。そうなると、硬いスポンジのイメージを持つ軟骨では、老廃物の排出は起こっても栄養の吸収がでなくなります。この軟骨細胞の栄養不足が軟骨を減らす原因と考えています。

■軟骨軟化症への対策唯一の対策法は、筋肉の病気による筋肉の短縮を取り除くことです。筋肉をストレッチングで伸ばして弛緩できれば、股関節の圧迫が減り栄養の吸収が可能になると軟骨の新陳代謝が可能になり軟骨の修復力も働きだします。
軟骨にも自然治癒力があるので、自然治癒力が起きやすい関節環境を整えることが軟骨の維持には最も重要です。


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変形性股関節症を怖がらないでね






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