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Channel: 股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方
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軟骨は必要なのか?

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🍓もちろん、軟骨は必要です。では、どの程度の軟骨があればいいのでしょうか?

「軟骨が全く無くなりましたね。」という説明はほとんど嘘です。もう一度軟骨軟化症の経過を見てみましょう。

最後の象牙質化が重要です。
象牙質化というくらいですからほぼ骨の状態のようですが、一般的には硝子軟骨(がらすなんこつ)と呼ばれています。
軟骨が減ることへの対策を行わないと、最終的にレントゲン写真で見ると1mm程度の隙間が見られる方が多いです。この状態でも、病院の先生は「軟骨は全くありません。」と説明されると思います。特に、正面からだけでなく斜めから撮ったレントゲン写真ではしっかりと隙間があることが多いです。
1mm程度でも隙間が見られるということは、明らかに骨ではありません。この状態でも小走りできる方はいますので、これだけの軟骨でも十分生活は可能です。ここまでの説明は、皆さんの軟骨の状態が最悪の時の説明になります。もちろん、軟骨軟化症は全ての方が象牙質化の段階まで至るわけではありません。途中で止まる方もいます。

軟骨軟化症が最悪の象牙質化まで進んだ場合の軟骨は、元々の軟骨(線維軟骨)とは成分が異なるので摩擦はやや大きくなるでしょう。従って、股関節を動かすことによって摩擦熱が発生しやすくはなるでしょうが、時々休みを入れるなどの工夫で日常の生活や旅行等にほとんど支障は無くなります。
皆さんにとって重要なことは、軟骨軟化症が進行することへの対策を行って、軟骨軟化症を予防改善させることです。残念ですが、病院勤務時の私にはこのような考え方はありませんでした。現在の病院でも、このような考え方は無いように思います。


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