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Channel: 股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方
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レントゲン検査の注意点

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寒いのか暑いのかはっきりさせてほしい銀座です。





骨を主体に診療を行うことが主流になっています。

私は骨主体診療と呼んでします。

この骨主体診療はレントゲン写真を見ながら進めます。

ところが、最近レントゲン検査に異変が現れています。


皆さんにはここで2枚のレントゲン写真を見ていただきます。

ます一枚目。


見慣れない写真ですが、股関節を横方向から撮ったレントゲン写真です。

若干軟骨は薄いかもしれませんが、前〜後ろまで全体に軟骨が写っています。
大腿骨や骨盤の骨の縁が綺麗に写っているので、非常にきれいなレントゲン写真だと思います。
既に安定しているように見えます。




次に二枚目。


このレントゲン写真は股関節を正面から撮っています。
軟骨に隙間はなく、末期と判断されるでしょう。


勘が良い方なら私が何を言おうとしているかもうおわかりですね?




実はこの2枚のレントゲン写真は、同じ人が同じ日に撮った写真なのです!


骨は立体的に数方向から観察するのが診察の基本中の基本です。
しかし、最近は診察時に正面の写真だけで骨や軟骨の状態を診断する病院が非常に増えています。

もしかしたら、医学的根拠という一見まともに思える研究結果があってそのような診察が一般的になりつつあるのかもしれません。

しかし、もしそうなら『妥当性』という研究の基本の一つを無視していることになります。

レントゲン写真は、最低限2方向から撮るのが原則です。
最低限です。


骨は立体なので、いろんな方向からレントゲンを撮ることは誤診の予防にもつながります。


現在、多くの病院では正面からの一方向のレントゲン検査が行われています。

私は、皆さんに対して骨主体診療よりも炎症や筋肉の状態を主に診る炎症主体診療を行うべきだと考えていますが、骨主体診療を行うのであれば、せめて多方向からのレントゲン写真を参考として診察を行ってほしいと思うのです。


名医は多くの方向からレントゲンを撮ります。





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