もう2度とはないでしょう10連休が終わりましたね。
皆さん十分に休めましたか?
返って忙しかったですか?
私は6日間休めました。
またバリバリ頑張ります!
◾️主な症状
股関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。
◾️原因と病態
患者さんの多くは女性ですが、その場合原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全といった子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので股関節症全体の80%といわれています。最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因となる病気に罹ったことが無くても年齢とともに股関節症を発症してくることがあります。
◾️診断
診断は上記の症状がある場合、単純X線(レントゲン)写真を撮って確定します。
ごく初め(前期関節症)では関節がきゃしゃであったり変形しているだけですが、関節症が進んで初期関節症になると、関節の隙間が狭くなったり(軟骨の厚さが薄くなる)、軟骨下骨が硬くなったり(骨硬化)します。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分(荷重部)の関節軟骨は消失し、その下にある軟骨下骨が露出します。
問診や診察などのあとで、股関節の可動域制限やX線写真をみて診断します。
必要に応じてCTとMRIなどの検査を行います。
◾️予防と治療
関節は一生に一個しかありませんので、本症と診断されたらまず負担を減らして大事に使うということが大切になります。
初期のうちでしたら、どのような使い方をすると痛みが強くなるか良く自分自身の関節の調子を観察していただき、“日常生活”と“痛みを悪くしない使い方”をよくマッチさせることが大切です。痛み止めの薬を使うことも選択肢に入りますが、できれば調子の悪い時やどうしても負担をかけなければならない時に限定して使うほうが良いと思います。またもし過体重があるようでしたらダイエットも考えてください。心理的抵抗がなければ杖の使用もお薦めします。
一方、痛みがあるとどうしても歩かなくなり筋肉が衰えてしまいますので、できれば水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2,3回行っていただくと理想的です。運動療法はその他の方法もありますが、運動療法はどうしても疼痛を誘発してしまう可能性がありますので、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。
これらの保存療法でも症状が取れない場合は手術療法を考えます。初期のうちでしたら自分の骨を生かして行う骨切り術の適応ですし、関節の変形がすすんでいる場合は人工股関節手術の適応となります。
以上
この説明は近年少しずつ変わって来たように感じます。
他のホームページや書籍でも、様々な説明がなされていますが、一般的な認識は以下のポイントになると思います。
▪️変形性股関節症は前期→初期→進行期→末期と進行する病期です。
▪️診断はレントゲン写真にて確定します。
▪️痛みの程度に合わせて生活での動く量を調整して、悪くしない使い方を心がけましょう。
▪️痛みがあると筋力が衰えてしまいますので、水中歩行や水泳で筋力の衰えを防ぎましょう。
他にも運動療法を行いますが、疼痛に気をつかて行ってください。
可能なら杖をついて足をかばいましょう。
▪️保存療法でも症状が改善しない場合は、自骨の手術や人工股関節手術となります。
私は整形外科病院に8年間、大学病院に10年間勤務していましたが、この18年間は、私も変形性股関節症は上記のような病気だと信じていました。
ところが、病院を辞めて、筋肉の施術を行うようになってみると様々な発見がありました。
その発見によって、徐々に変形性股関節症に対する考え方が変わっていきました。
次回からは、その様々な発見について説明します。
↓↓Click!↓↓
変形性股関節症を怖がらないでね
■宝塚市周辺の方は綾部先生にご相談ください!
■渋谷区周辺の方は芦沢先生にご相談ください!
🍓日本整形外科学会のホームページで、変形性股関節症は次のように説明されています。(要約)
◾️主な症状
股関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。
◾️原因と病態
患者さんの多くは女性ですが、その場合原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全といった子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので股関節症全体の80%といわれています。最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因となる病気に罹ったことが無くても年齢とともに股関節症を発症してくることがあります。
◾️診断
診断は上記の症状がある場合、単純X線(レントゲン)写真を撮って確定します。
ごく初め(前期関節症)では関節がきゃしゃであったり変形しているだけですが、関節症が進んで初期関節症になると、関節の隙間が狭くなったり(軟骨の厚さが薄くなる)、軟骨下骨が硬くなったり(骨硬化)します。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分(荷重部)の関節軟骨は消失し、その下にある軟骨下骨が露出します。
問診や診察などのあとで、股関節の可動域制限やX線写真をみて診断します。
必要に応じてCTとMRIなどの検査を行います。
◾️予防と治療
関節は一生に一個しかありませんので、本症と診断されたらまず負担を減らして大事に使うということが大切になります。
初期のうちでしたら、どのような使い方をすると痛みが強くなるか良く自分自身の関節の調子を観察していただき、“日常生活”と“痛みを悪くしない使い方”をよくマッチさせることが大切です。痛み止めの薬を使うことも選択肢に入りますが、できれば調子の悪い時やどうしても負担をかけなければならない時に限定して使うほうが良いと思います。またもし過体重があるようでしたらダイエットも考えてください。心理的抵抗がなければ杖の使用もお薦めします。
一方、痛みがあるとどうしても歩かなくなり筋肉が衰えてしまいますので、できれば水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2,3回行っていただくと理想的です。運動療法はその他の方法もありますが、運動療法はどうしても疼痛を誘発してしまう可能性がありますので、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。
これらの保存療法でも症状が取れない場合は手術療法を考えます。初期のうちでしたら自分の骨を生かして行う骨切り術の適応ですし、関節の変形がすすんでいる場合は人工股関節手術の適応となります。
以上
この説明は近年少しずつ変わって来たように感じます。
他のホームページや書籍でも、様々な説明がなされていますが、一般的な認識は以下のポイントになると思います。
▪️変形性股関節症は前期→初期→進行期→末期と進行する病期です。
▪️診断はレントゲン写真にて確定します。
▪️痛みの程度に合わせて生活での動く量を調整して、悪くしない使い方を心がけましょう。
▪️痛みがあると筋力が衰えてしまいますので、水中歩行や水泳で筋力の衰えを防ぎましょう。
他にも運動療法を行いますが、疼痛に気をつかて行ってください。
可能なら杖をついて足をかばいましょう。
▪️保存療法でも症状が改善しない場合は、自骨の手術や人工股関節手術となります。
私は整形外科病院に8年間、大学病院に10年間勤務していましたが、この18年間は、私も変形性股関節症は上記のような病気だと信じていました。
ところが、病院を辞めて、筋肉の施術を行うようになってみると様々な発見がありました。
その発見によって、徐々に変形性股関節症に対する考え方が変わっていきました。
次回からは、その様々な発見について説明します。
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変形性股関節症を怖がらないでね
■宝塚市周辺の方は綾部先生にご相談ください!
■渋谷区周辺の方は芦沢先生にご相談ください!