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Channel: 股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方
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発見1 変形性股関節症は進行性ではない

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20年以上前から始まった様々な発見の始まり始まり~

 

🍓病院勤務時代、私は変形性股関節症は進行性だと教わってきました。

当然、そう信じレントゲン写真を多く見る毎日でした。

 

病院を辞めて、主に筋肉を施術する整骨院(6年間)に勤務するようになってから、その考え方に疑問を持つようになりました。

 

レントゲン上、明らかに変形があるにもかかわらず、筋肉の施術だけで症状がどんどん良くなる方が多くいたのです。

私自身、『変形性股関節症は進行性です』という呪文に支配されていて、患者さんの身体を詳細に調べていなかったことに気づかされました。

 

痛みを訴えている部位を細かく確認して、その部位の触診を行っていると、筋肉を押すことで強い痛みと筋肉の硬さを確認できるようになりました。

その硬くて痛みを出している筋肉をしっかりとほぐしているうちに、股関節痛が改善して歩き方もどんどん改善していくのです。

その効果は一時的ではなく持続的でした。

その効果には驚かされました。

その頃から20年以上経ちますが、手術をすることなく、いまだに股関節痛に悩まされず正常歩行をされている方も何人かいます。

 

一方で、筋肉の施術だけでは症状の改善が難しい方がいることにも気づきました。

この両者の違いは何なのか?

私は、股関節痛の程度に患者自身に点数をつけてもらうことで、患者の長期経過を見てみることにしました。

 

すると、変形性股関節症の経過には2つのパターンがあることがわかりました。

 

パターン1 筋肉の施術を始めるとすぐに効果が出て急激に股関節痛が改善するパターン

 赤丸の時期に深圧を開始 最も痛かった年を100として各年の点数をつけてもらう

 このパターンの方々は、股関節痛の問題が筋肉にだけにあったということを意味しています。

子供の頃から変形があった方や経過の長い方々に多い経過でした。

 

 

 

パターン2  筋肉の施術を始めてもすぐに結果が出ないが、痛みのピークを過ぎると効果が出始めるパターン

 赤丸の時期に深圧を開始

このパターンの方々は、筋肉だけの問題ではなく他にも何かしらの問題があったと推測されることを意味しています。

股関節痛はピークを過ぎると筋肉の施術が非常に効果的となります。

子供の頃は何ともなく、大人になってから股関節痛が出てきたか方々に多い経過でした。

 

 

この2つのパターンからわかったこと。

A、変形性股関節症は、一見進行性に見える時期はあるが、症状がどんどん悪化する進行性ではない。

B、『進行性』と呼ばれる理由は、進行を止めようとする治療がなされていないからである。

 

このB、が非常に重要で、患者さんの経過を追うことによって、変形性股関節症は進行性ではないという発見と共に、『進行性』は医療側が作り出した結果だということも発見できました。


変形性股関節症による股関節痛の経過にはいくつかのパターンはありますが、おおむね次のような放物線状の経過を示すことがわかりました。

確かに前半だけ見ると進行性に見えますが、ピークを過ぎると徐々に改善されます。

多くの患者の長期経過を調べることによって発見できた真実なのです。


 

 

 

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