発見第4弾! ドッカ~ン!
🍓病院の初診時にレントゲン写真の結果で変形の程度を指摘され、手術の話をされる方が非常に多いと感じています。
最悪の場合、初診時に手術日の予約まで話を勧める先生もいます。
これは大きな間違いだと考えとぃます。
初診時のレントゲン写真は、現在の骨の状態を把握しているだけのものです。
変形があるにしても、その変形がいつ始まってどのような変化を遂げてきたのかを知らない限り、未来は予測できません。
『どんどん進行する』と考えている先生が多いので変形が悪化する話をされると思います。
ところが、初診時のレントゲンだけでは未来は予測できません。
せめて、現在のレントゲン写真と半年後くらいのレントゲン写真を見比べて骨が変化しているのかを知る必要があります。
重要なのは骨の変化を知ることです。
もしも、上記の患者が子供の頃から現在の変形があったとしたらどうでしょうか?
骨は子供の頃の変形状態から変化ないのに股関節痛だけ出ているということもあります。
この場合、筋肉の施術だけで機能や能力が飛躍的に改善する可能性が高くなります。
実は、子供の頃に股関節に違和感のあった方の場合、このようなケースも多いのです。
過去のレントゲンが無い場合は、未来のレントゲン写真と現在の写真を比較するべきです。
このように、経過を見ることは非常に重要です。
先にも書きましたが、股関節痛の経過はおおむね放物線状に経過します。
子供の頃に既にこのような経過が起こっていた方もいるということです。
子供の頃は何ともなく、大人になってから股関節に違和感を感じた方々でも、経過の長い方は既にこのような経過が起こっている方もいます。
私は皆さんを診る時に、皆さんが現在この放物線状のどこにいるのかを判断するようにしています。
現在ピークに向かっている段階なのか?
すでにピークは過ぎているのか?
もちろん、一回だけで全てわかるわけではありません。
初回の深圧の結果を確認することは非常に重要です。
また、股関節痛が出始めて何年経過しているのか?
子供の頃の股関節の状態はどうだったのか?
等も考慮すれば、数回の施術後結果にてほぼ判断できるものです。
また、深圧を受けたことが無くこの本を読んでいる皆さんにとっても、今私はどの段階にいるのだろうかと考えることができます。
そして、現在の自分がどの段階にいるのかを把握することが非常に重要です。
私が大学病院に勤務していたころは、残念ながら患者と長期間お付き合いすることができませんでした。
従って、このような考えは全くありませんでした。
病院を辞めて、患者と長期間お付き合いできるようになったことで経過を知ることの重要性を発見できました。
よく考えると当たり前の事なのですが、病院ではなかなか実現できず気づけなかったことだと感じています。
病院のスタッフで、患者を長期的に経過観察できるのは診察を行う医師だけです。
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