発見第5弾! ドン!
🍓先に変形性股関節症の一般的な説明を書きましたが、この内容はほとんどの人に当てはまらないでしょう。
それは、変形性股関節症という病気が皆さんが思う以上に個人差の大きな病気だからです。
その個人差は以下のような条件で一人ひとり大きく異なってきます。
体質の違い
骨の質の違い
筋肉の質の違い
経過の違い (一人ひとりの歴史)
時期の違い
原因の違い
病気(基礎疾患)の違い
生き方の違い
股関節の病型の違い
まだまだ挙げればきりがないかもしれません。
骨や筋肉を含めた体質の違いは予想以上に個人差が大きいです。
また、変形性股関節症という病気は結果の診断名であり、原因となる元の病気はいくつもあるものです。
診断名は変形性股関節症という大くくりの病名ひとつだけなのですが、原因となる病名が異なることにより経過に大きな差があるのです。
従って、治療法や指導法は一人ひとり異なるはずです。
一人ひとりに対して異なる医療を行うことは、オーダーメイド医療とかテーラーメイド医療と呼ぶ先生は少ないですが存在します。
しかし、多くの先生方はいまだに『変形性股関節症はまずは筋トレを行って、それでもダメな時は手術になります』というワンパターンな治療法や指導法を行っているのが現状です。
もちろん、手術後の状態にも個人差が大きいのです。
従って、多くの書物に書かれていることや指導法等は、ある方には効果的でも別の方には逆効果ということが非常に多いのです。
また、自分の状態を他の患者と比較することにはほとんど意味はありません。
他の方に効果があったから、私も真似てみようとすることにも危険性が伴うということです。
集団への指導法と個人へのパーソナル指導法の違いのようなものです。
問題は、そのような個人差を踏まえて、各個人個人に合った治療や指導ができる医療従事者が非常に少ないということです。
とにかく、治療法や指導法がワンパターンであることが大きな間違いなのです。
是非皆さんも個人差が大きいことは肝に銘じて頂きたいと思います。
多くの患者に接して、それぞれの経過を見させていただいたことにより、個人差が予想以上に大きいということが理解できたことは非常に意味のある発見でした。
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変形性股関節症を怖がらないでね
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