私は今松本深圧院大阪店に来ています。
先日の日曜日に銀座店で勉強会を行いました。
その中で、YouTubeの勉強会も行いました。
最近有名になってきましたHipTuber田山陽平のYouTubeの今回の動画には私もちょこっと出演しています。
勉強の一貫として今回だけの出演になりますが、お時間がございましたら、是非ご覧ください。
よろしくお願いします。
🍓皆さんの中には骨折を経験した方も多いでしょう。
骨折をした場合、ご高齢の方でも新しい骨が出て骨折部はくっつき治癒します。
また、少し曲がってくっついてしまった骨も、いつの間にか真っすぐな骨になります。
この骨折の治る力は骨の中央部だけでなく、関節内の骨折でも同じです。
医学的常識として、骨には自然治癒力があり、その修復力で骨はくっつくのです。
ところが、なぜか膝関節や股関節の変形性関節症になると、急に骨の持つ自然治癒力の話が一切出なくなります。
いったい、骨の持つ治癒力はどこへ消えてしまうのでしょうか?
変形性股関節症が、まるでどんどん悪化する難病であるかのような説明が多いですね。
そうであるなら、国から難病指定されるものですが、一部を除いて難病指定にもなっていません。
おそらく、変形性股関節症は退行性変性というどんどん悪化する病気であると考えている先生が多いのだと思います。
この考え方は全く否定はできないのですが、変形性股関節症では骨を治すために炎症が起こっていることは明らかです。
変形性股関節症の方が、癌の検査のためPET検査を受けた時、「癌より股関節を心配した方がいいんじゃない?」と言われる方は多いです。
PET検査の結果、股関節に炎症が起こっている画像がはっきりと写っているのです。
また、股関節に炎症を示す熱感を訴える患者は多いし、私も患者の股関節周囲に熱感を確認したことは何度もあります。
このように、変形性股関節症では炎症が起こることは明らかです。
炎症は治る症状です。
骨が治ると炎症も治るのです。
患者の長期にわたる経過の中で、レントゲン写真の変化も多く確認してきました。
すると、股関節痛が出始めた頃から最も痛い頃までは骨の形も変わりますが、股関節痛が無くなると骨の変化は止まります。
皆さんの中にも、「1年前の骨と変化ありませんね。」とか「ここ4~5年骨に変化はありませんね。」と言われた方も多いと思います。
私は、変化が止まったら『骨は治った。』と考えます
変形して治るのです。
しかし、変形は進行性と考える先生は、『今は落ち着いているけど、骨が治ることはなく、いずれまた悪化する。』と考えるようです。
最近股関節痛が改善してきたある患者のレントゲン写真を見て、「綺麗になったね!」と感動する整形外科医がいました。
その患者の同じ頃のレントゲン写真を見て、「痛みが無くなることはあり得ません。気のせいです。」と言った整形外科医もいました。
どちらの先生も日本を代表する同じ大学の医学部出身の先生でした。
皆さんは、日本ではまだまだレントゲン写真に写った変形に対する考え方が、先生によってまちまちだということを理解していた方が良いと思います。
骨には穴があくことがあります。
また、骨にはトゲができることもあります。
そのような骨の変化に対する考え方も先生によってまちまちなのです。
その違いは、『骨は進行的に悪化するもの』と考えているか『骨は治るもの』と考えているかの違いだと思います。
常識的に考えると、骨は治るものです。
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変形性股関節症を怖がらないでね
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