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Channel: 股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方
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変形の後遺症 

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このブログは2006年に始まり、既に14年目に入っています。皆さんが読んでくださったおかげです。現在までにのべ1940729人の方々が見てくれています。ありがとうございます。


🍓骨や軟骨の変形は起こらない方が良いのは事実ですが、様々な原因が引き金になって変形が起こり始めてしまうと骨は自然治癒力を発揮して変形を落ち着かせようとします。
最初の頃は、炎症の方が強いので骨や軟骨に自然治癒力が働いていないかのように感じますが、炎症自体も自然治癒力の一つです。炎症の鎮静化に伴って骨や軟骨の自然治癒力が勝ってきます。
その結果、骨や軟骨は変形した状態で落ち着きます。私はこの状態を『骨は変形して治った』と説明しています。
骨はある程度変形すると落ち着き、徐々に股関節痛も改善します。
しかし、その一方でいくつかの支障が残ることが多いです。一種の後遺症です。
その支障は脚長差(きゃくちょうさ)と関節可動域制限(かんせつかどういきせいげん)です。
脚長差とは、片方の脚に変形が起きた場合、骨の変形で骨自体の長さが縮んでしまい、左右の脚の長さに差が出ることです。一般的には、1~2cm程度の差が出ます。(本来、骨盤の傾きは別問題となります。)その場合、骨の変形によって短くなった方の靴の中に中敷きを入れて長さの差を補正することがあります。
もう一つの支障である関節可動域制限とは、股関節の動く範囲が狭くなることです。
稀に骨と骨が当たって関節可動域を狭くすることはありますが、一般的には関節可動域制限とは関節の袋(関節包)や靭帯や筋肉といった軟部組織が硬くなるのが原因と考えます。
股関節の炎症が落ち着き股関節痛が落ち着いても脚長差は戻りませんが、関節可動域は改善することもあります。

このように、人は自然治癒力によって変形や股関節痛を改善させるですが、その代償としていくつかの支障が残ることがあるのです。


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