今年の夏は異常気象ですね。東京ではお日様が当たりません。
股関節(関節包)の中の話を書いています。そろそろ骨の話は終わります。
先日から初めてお会いした患者さん3人のうち2人はタイプ2でした。そのタイプとは?
🍓変形性股関節症には様々なタイプがあり、個人差は非常に大きいです。
変形が何歳から起こったのかということも非常に重要な個人差の要因になります。
一般的にこの個人差は次の2つのタイプに分かれます。
タイプ1 子供の頃は股関節の異常は全く感じなく、40歳頃から変形が起こるタイプ
タイプ2 赤ちゃんの頃や小学生の頃から股関節に異常があり、それが原因で子供の頃から変形があるタイプ
一般的に説明される変形性股関節症は、主にタイプ1についての説明です。このタイプ1の方々は、子供の頃は何とも無かったのに大人になってから変形が始まるわけですから、変形が落ち着くまでに数年かかかります。
タイプ2の方々には一般的な変形性股関節症の説明では辻褄が合わなくなります。タイプ2の方々は、すでに子供の頃に変形が落ち着いていますので、大人になってから変形が進むことはありません。ところが、タイプ2の方々も変形性股関節症という同じ診断名になりますので、タイプ1の方々と同様に今後徐々に変形が進むと考えられることが多いです。
赤ちゃんの頃に股関節脱臼があった方や、子供の頃にペルテス病という成長期に起こる病気になったことのある方々はタイプ2に当てはまるケースが殆んどです。
タイプ2の特徴は、子供の頃に病院にかかったことがあるという他に、左右の脚の長さに差(脚長差)があることが多いです。しかし、子供の頃からの脚長差のため、本人は脚長差に気づいていないこともあります。
子供の頃、病院にかかったことがあるタイプ2の方々は、経過が長く既に骨の変形は落ち着いているというメリットがあります。ただし、経過が長い分、筋肉への負担は大きく、筋肉の痛みが出てくるケースが多いです。特に小殿筋、中殿筋というお尻の横にある筋肉が股関節痛の原因になっていることが多いです。
タイプ2の方々は、股関節痛という共通の症状はタイプ1の方々と似ているのですが、実は一般的に説明されている変形性股関節症とは症状も経過も異なる、まるで別の病気と考えた方が理解しやすいです。
皆さんはどちらのタイプでしょうか?
タイプ2に方々には、変形性股関節症に対する一般的な説明に惑わされないように気をつけて頂きたいと思います。股関節痛の原因は筋肉である確率が高いので、筋肉ほぐし(ストレッチング)を工夫してみて下さい。
タイプ1の方々も炎症のピークを過ぎると徐々に股関節痛は改善しますので、それまで筋肉ほぐし(ストレッチング)に励んでください。
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変形性股関節症を怖がらないでね
■宝塚市周辺の方は綾部先生にご相談ください!
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■松本深圧院グループ | 私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています
■Hip Tuber 田山陽平 YouTube
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一般的に説明される変形性股関節症は、主にタイプ1についての説明です。このタイプ1の方々は、子供の頃は何とも無かったのに大人になってから変形が始まるわけですから、変形が落ち着くまでに数年かかかります。
タイプ2の方々には一般的な変形性股関節症の説明では辻褄が合わなくなります。タイプ2の方々は、すでに子供の頃に変形が落ち着いていますので、大人になってから変形が進むことはありません。ところが、タイプ2の方々も変形性股関節症という同じ診断名になりますので、タイプ1の方々と同様に今後徐々に変形が進むと考えられることが多いです。
赤ちゃんの頃に股関節脱臼があった方や、子供の頃にペルテス病という成長期に起こる病気になったことのある方々はタイプ2に当てはまるケースが殆んどです。
タイプ2の特徴は、子供の頃に病院にかかったことがあるという他に、左右の脚の長さに差(脚長差)があることが多いです。しかし、子供の頃からの脚長差のため、本人は脚長差に気づいていないこともあります。
子供の頃、病院にかかったことがあるタイプ2の方々は、経過が長く既に骨の変形は落ち着いているというメリットがあります。ただし、経過が長い分、筋肉への負担は大きく、筋肉の痛みが出てくるケースが多いです。特に小殿筋、中殿筋というお尻の横にある筋肉が股関節痛の原因になっていることが多いです。
タイプ2の方々は、股関節痛という共通の症状はタイプ1の方々と似ているのですが、実は一般的に説明されている変形性股関節症とは症状も経過も異なる、まるで別の病気と考えた方が理解しやすいです。
皆さんはどちらのタイプでしょうか?
タイプ2に方々には、変形性股関節症に対する一般的な説明に惑わされないように気をつけて頂きたいと思います。股関節痛の原因は筋肉である確率が高いので、筋肉ほぐし(ストレッチング)を工夫してみて下さい。
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